HARUNOBUMURATAが2025年春夏コレクションを国立新美術館で発表しました。
テーマは“BUT THE IDEA, THE ESSENCE OF THINGS”
前シーズンにおいて、HARUNOBUMURATA はアウグスト・ザンダーの写真作品をインスピレーションに、社会に生きる人間の姿の像形性に迫ることで装うことの喜びを浮かび上がらせようと試みました。2025 年春夏の新作コレクションでは、その探求をさらに深め、彫
刻家ブランクーシの思想に飛び込みながら美の本質を追求します。
静謐なラインにフォーカスを当て、目に見えない真実を視覚化するためのアプローチは、石から削り出されたようなフォルムと素材で輪郭を象るドレスに始まり、磨き上げられたブロンズのように滑らかな仕上げのボンディング素材や、柔らかな布の流れの一瞬をその場に
固定するような手段を用いて表現されています。
彫刻のような衣服を身に纏うことで発生する着用者の仕草や身体の動きを通じて、美しさを発見すること。それがHARUNOBUMURATAが提唱するラグジュアリーへと呼応します。
時間と空間を超えた美の探求をショーを通して提示してみせました。
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