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FETICO 2027年春夏コレクションを発表

  • 9 時間前
  • 読了時間: 6分


FETICO(フェティコ) 2027年春夏コレクションが発表されました。


2027年春夏コレクションは、フランスの写真家サラ・ムーン(Sarah Moon)が⽣み出す世界観からインスピレーションを得ています。霧のように曖昧な輪郭、時間の経過によって褪せた⾊調、余韻を残す影像には、⾔葉では捉えきれない美学が詰まっています。


デザイナーの⾈⼭瑛美は「サラ・ムーン独⾃の情景描写に魅了され続けてきました。そこには⾒る者の想像をかき⽴てる物語と、その余⽩から滲む官能性や儚さが感じられます。被写体の顔がはっきり写っていなくても、後ろ姿だけで想起させる “⾒えない部分に宿る美しさ”に強く惹かれてきました」と語ります。


リサーチを進めるなかで着⽬したのは、アンティークガラスやレースカーテン、古い壁紙、刺繍布など、経年の痕跡を刻んだ装飾の数々。新品の華やかさではなく、⾊褪せや摩耗、歪み、光と影が織りなす表情に惹かれ、そのニュアンスが今季の素材使いやカラーパレットの基盤となりました。


今季のミューズに据えたのは、1970 年代から活躍するフランスの俳優ドミニク・サンダ(Dominique Sanda)です。 凛とした強さと⼥性らしい柔らかさを併せ持ち、決して媚びることのない⾃然体のエレガンスを体現する存在。時を経ても変わらぬ美しくあり続けるその佇まいは、⾈⼭が思い描く成熟した⼥性像そのものでした。

シーズンを重ねるたび、⾈⼭が⼼を寄せてきたのは、年齢や他者の価値観によって定義されることのない、その⼈らしい美しさです。サラ・ムーンの作品のように、曖昧さやミステリアスな余⽩のなかにこそ、⼈の魅⼒は宿ると考えています。「フェティコ」のコレクションは、⼀つの価値観や輪郭では捉えきれない⼥性たちの多⾯性を讃え、その⼈らしさを引き出す存在であり続けます。



コレクションは、サラ・ムーンの作品に漂う霧のように曖昧な輪郭や記憶の残像、⾊褪せた壁紙やアンティークガラスなどの“時間の痕跡”を想起させる素材感を通して、⼥性の多⾯的な美しさを描き出します。


また、“隠すことと⾒せること”、“強さと繊細さ”といった相反する要素の調和を探求しました。カラーパレットはブラック、ブラウン、グレーのベーシックカラーを基調に、ヌードピンク、ライラック、モーヴといったニュアンスカラーを重ねています。シアー素材を多⽤し、レイヤードやドレープによって⽣まれる陰影が、⾊彩に奥⾏きと深みをもたらしています。


キーディテールは、花のシルエットをかたどったカットアウト。2024‒25 年秋冬コレクションで登場したクロスカットを発展させたもので、曲線的なカッティングがエレガントに肌を覗かせます。ドライタッチのウールを⽤いたピークドラペルコート、アカンサス柄のジャカードドレス、サテンブラウス、柔らかなレザービスチェなど、さまざまなアイテムのフロントに施しています。


今季から、尾州産のファインウールを⽤いたテーラリングシリーズを「フェティコ」のクラシックとして位置づけます。ダブルブレストジャケットとノーカラージャケットは、ウエストに寄せたギャザーや曲線的なパネルライン、袖⼝にあしらったレースディテールによって、端正な仕⽴てのなかにしなやかな⼥性らしさを纏っています。ドレープスカートとタックワイドパンツには、タックやギャザーによる⽴体的なドレープを取り⼊れ、着る⼈の曲線美を引き⽴てます。クラシカルな構築性と⼥性らしい柔らかさの共存は、ブランドが探求してきたテーラリングデザインの核です。現代⼥性のワードローブに寄り添う定番として、シーズンを超えて提案していきます。


デニムシリーズでは、オリジナルのアラベスク刺繍を施したジャケットやロングスカートが印象的です。デニムの質感に繊細なカットアウト刺繍を重ねることで、素材の強さと装飾性の細やかさが響き合うコントラストを⽣み出しています。また、同柄をフロッキープリントで表現したファンネルネックジャケットは洗いをかけ、時を経て⾵化したようなノスタルジックな質感が魅⼒です。


なめらかなジャージー素材を⽤いたシリーズも「フェティコ」を象徴するアイテムです。今季はアシンメトリーなドレープを取り⼊れ、超細番⼿のスーピマ⽷を使⽤したジャージートップスや、襟元にスカーフのようなディテールを配した左右⾮対称のトップスなどが⽬を引きます。シアージャージードレスは、透け感と胸元のドレープ、曲線的な切り替えによって⾝体のラインを美しく引き⽴てます。


ニットでは、レースカーテンを思わせる透かし柄をカーディガンに落とし込みました。細番⼿のドライな⽷を編み⽴て、プリーツ加⼯を施した編地が軽やかな透け感を⽣み出しています。今季のキーカラーであるパープルを取り⼊れたフローラルプリントのリブニットキャミドレスは、⾝体のラインに沿って柄の⾒え⽅が変化する⽴体的な⼀着です。


今季はさまざまな花のモチーフを取り⼊れるなかで、デザイナーが愛する胡蝶蘭も散りばめられています。トリアセテートポリエステルのシフォンジョーゼットに刺繍を施したドレスやブラウスは、軽やかな透け感が特徴的で、儚さを宿した⼀着に仕上げました。また、ペイズリー柄のリバーレースを⽤いたドレスは、⼤胆なカットアウトと腰回りの⽴体的なボリュームが、洗練された⼥性らしさを醸し出します。


バッグでは、新作ショルダーバッグ「THE FRAME」が登場します。「フェティコ」のベルトにも⽤いられるフレームバックルをシグネチャーに、バラと蕾をかたどったキーチェーンをあしらいました。国際的なエコロジカル認証を取得したイタリアのレザーメーカー、Poletto 社によるスエードとカウレザーの2素材で展開します。肩掛けからクロスボディまで⾃在に楽しめる仕様で、コンパクトな佇まいと実⽤性を兼ね備えた⼀品です。また、今季を象徴する花のカットアウトを施したレースニットバッグも登場。透け感のある編地が春夏らしい軽やかなムードを演出します。ブランドのアイコンバッグ「THE ARCH CLASSIC」

と「THE ARCH MINI」も継続してラインナップします。


シューズでは、サイドに有機的なカットアウトを施したパンプスが登場。細⾝のスクエアトゥとキトゥンヒールが、洗練されたムードを引き⽴てます。


ジュエリーは、胡蝶蘭をかたどったネックレスとブローチがお⽬⾒え。職⼈が⼀点⼀点⼿作業で⾊付けし、花びらの繊細な濃淡を表現しています。⾝に添えるだけで、スタイリングに静かな存在感をもたらすアクセントになります。ヘアアクセサリーには、アラベスクモチーフをあしらったヘアクリップとバレッタが登場。ブラック、オフホワイト、ベージュ、バーガンディのクラシカルなカラーパレットで展開し、タイムレスな佇まいはデイリーからショーピースのスタイリングまで幅広くエレガンスを添えます。


さらに、レース編みのストローハットをはじめ、レースのグローブやソックスなど、今季らしいシアーな質感はアクセサリーにも反映。肌をやわらかく透かすレースの表情は、コレクションのドレスやブラウスと重ねることで、頭からつま先まで⼀貫した“余⽩の美しさ”を描き出します。


アイウェアは、⽇本のアイウェアブランド「ブラン(BLANC)」との 4 度⽬のコラボレーション。ティアドロップシェイプをベースにしたサングラスとクリアレンズモデルを展開し、丸みとシャープさを兼ね備えた絶妙なバランスが特徴です。


 
 
 

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