MIKAGESHIN (ミカゲシン)が2025年春夏Menʼs&Genderlessコレクションを発表した。
テーマは“Adorable Clumsy”
"いじらしい不器⽤さ、ままならないものの全て"
インスピレーションは"東京の錆"や"ボタンのかけ違いと服のシワ”など
不完全であり、完璧ではないもの。むしろ歪で、アンバランスで、それでもなぜか⽬を離せずに惹かれてしまうもの。そうした危うさのあるものにデザイナー⾃⾝が本能的に愛着を抱くことから、東京の街中の"錆"や、ボタンのかけ違いによる"服のしわ"など、⽇常のままならないものたちに焦点を当て、それらをブランドが得意とするデニムやテーラードアイテムに落とし込んだコレクション。
例えば、
掛け違えたシャツのボタン、それによってできる服のシワ、⽇焼けして⾊褪せた古本、
細かな傷だらけのヴィンテージ家具、東京の街中にある錆、テーブルの下に集まる不揃いの⽷くずなど。
それらのどこか所在なさげなところや、刹那的で退廃的なさま、⾒ていて苦しくなるような様⼦は、なぜか⼈の⼼を強く掴みます。
デザイナー⾃⾝のこうした歪な愛着の本質を探るべく、⾃⾝が東京中で撮り溜めてきた錆の写真コレクションの中から、"⻘銅"、"⾚錆"、"コンクリート錆"をピックアップし、ブランドが得意とする特殊加⼯デニムに落とし込みました。
また、デザイナー⾃⾝がシャツのボタンのかけ違いでシャツにシワが寄った時に、そのドレープの表情の美しさに惹かれたことから、無数のボタンホールをあしらい、何通りにもボタンをかけて着られるマルチウェイなドレスシャツをデザインしました。
ほんの少しだけ⽇常に垣間⾒える、朽ちていくものやままならないもの。
時にはそれらに対して不快感を感じたり、そう思ってしまう⾃分⾃⾝に対して居⼼地の悪さを感じながらも、⼈はなぜそうした"ままならないもの"に惹かれることを繰り返すのか。
“⾃⼰存在の本質の醇化とその解明”をテーマとするブランドにとって、ファッションを通じて⾃⼰の本質をナラティブに問いかけるコレクションです。
MIKAGE SHINオフィシャルECサイトで2025春夏コレクションの先⾏受注会を開催中。
期間中の予約では販売価格より10%OFFで購⼊できます。
受注会開催期間:7⽉24⽇(⽔)〜9⽉30⽇(⽉)
ECサイト:https://mikageshin.com/
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